赤、裸々

そのまま生きて

観覧車

最近、秋を飛ばしたのかってくらい寒い。「そもそも秋ってどんな服装してたっけ?」となって去年の今頃の写真を見返してみると同じ格好をしててちゃんと秋は来ていることを知る。衣替えもまだしてないから部屋に服が散らかっている。この間まで着てたあのTシャツはもう次の夏まで着なくなる。眠ってたパーカーやスウェットを引っ張り出したり、通販でアウターを調べたり、また今年も冬の準備を進めていこう。

ハレンチ

バイト先の店長が突然辞めてしまった。と思ったらまさかの俺の地元にある店舗に異動になったらしい。あの店はいつでも混んでるから二駅先の同じ店でアルバイト始めた時のこと思い出した。ふらっと寄ってみたら夕暮れ前でもやっぱり混んでいた。店長が退屈そうに鍋振ってたから笑かしにいこうと思ったのに逆に俺ばかり笑っていてめちゃくちゃ元気もらった。なんか最近優しさを肌で感じるくらいにみんなに優しくしてもらっている。返せるかな。返していきたい。もっと自分もやさしくなりたい。

若者のすべて

9月に入ってからは寒い日が続いて夏の名残りも感じさせないくらいに秋になったのかと思ったらまたいきなり暑くなるんだからって寝ている背中をつつかれたような気分のままなんとなく過ごしていた。髪も伸びて体重も増えてだらしない姿のまま過ごしている。嫌になっちゃうくらいの出来事はまだ起きていない。吐きそうになるくらいの緊張もしてない。感情の天変地異はそう簡単に起こらない。

しょうもな

これと言った大きいイベント事もなく小さな面白い事が多々あった日を過ごしていたあっという間に8月も終幕に近づいていた。春学期の成績も出て秋からまたどうやって卒業までの履修を組もうか悩んでいたり、9月以降の予定が少し埋まったりで徐々に切り替えて行かざる終えないムードに…。大学生の自分には「夏休みの宿題が一つも終わってない!!」みたいな最終日に焦るような事もなく平然と9月を迎える気持ちになっている。まだあと数日あるから今年の夏を振り返るのは少し置いておくけど残された数日で足掻くつもりもないのでここからは勝っても負けてもウイニングランしてる気持ちです。この夏ずっと拘ってた勝ち負けとは具体的な勝負とかじゃなくて自分の心の中で勝手に戦わせてるだけで夏が終われば両者とも褒め称えてあげたいな…。

夏百物語

ほらやっと免許取ったからって浮かれて毎日運転。目的地とか決めずにただ走らせていたら集中力とガソリンだけが消化されている。助手席に乗ってただボケーっとしてた時は自分勝手だったなーとか思った。何かを知るには何かを得ないと気づけないのか。何かを失った時に何かを知る時もあるけどそれはやっぱり切ないなー。何も失いたくないな。けどこれからも何かを失ったり何かを得たり何かを知ったりの繰り返しなんだろうなー。悪いことじゃないのに何故か悲しいです。

Sleep under star

8月。7月が前戯だとしたら8月は挿入。だいぶ長く焦らしたし焦らされたから多少雑でも嫌がられたりしないだろう夏。そんな考えだからいつもバチが当たる夏。21歳最後の日は丸一日バイト。20を超えてから年老いてくスピードの加速が止まらない。あっという間に昔憧れてた先輩の歳になってしまう。早いな。死ぬのがまだまだ先だとして道草を食って失っていく今この時間は無駄なのか否か。わからないけど今は楽しく生きさせてもらってます。歳以外何も変わりはしない22歳を超えてもっと新しい角度から物事を考えられたらいいなと思って頑張ります…。