赤、裸々

そのまま生きて

エイリアンズ

いつかの春を思い出した。毎日に刺激を求めて無心のまま陽が昇るまで踊っている自分がいた。もうそこには誰もいないから先を行こうとするけどいつかの自分が背中をつついては振り向かせてくる。戻りたいと思ってしまうくらい面白さや楽しさはもうここにはない。でもそれもいつか慣れていく。また年老いて振り返れば若かった頃を恥じては羨ましがったり憧れたりするだろう。たぶん今の自分だって遠く先の自分からみたら楽しそうにみえてしまう。もう少しで陽の光を浴びる。全てが解決してる気がしてる。準備はできてる。