赤、裸々

そのまま生きて

Love Letter

夏ももうすぐそこまで近くなりいつだっけな、まぁ、いつかの事を思い出してる。

忘れかけてた君の匂いを買ったんだ。

忘れていなかった、忘れたフリをずっとしてた。脳裏にこびりついていた匂い、この匂いで果てた自分も昔のことだ、そばにいるように感じられたのも昔のこと。もう増えないけど今日も僕はこの匂いをつけながら君の知らない女と会う。でも君だって僕の知らない男にマーキングしてるんだろう、どっちでもいい俺はこの香水が好きだから